皆様、こんにちは!
皆様、年末いかがお過ごしでしょうか?
先月から先週まで頂いておりました、怒濤の『七五三とお宮参り』の写真納品が一段落し、やっと落ち着けました…★
この秋・冬は、神社の方々にご迷惑をかけながら、声を出し面白おかしく【笑われながら】撮影が出来てよかったです(笑)
カメラマンによってタイプが別れるかもしませんが、僕は、良い写真が撮れればプロセスはどうでもいいタイプです。。。
写真という結果が、お客様の想いに叶っていれば僕はどんな手でも使います。
(さすがに海パンにはなれませんが(笑))
話を本題に戻しましょう…(^^;
今回のお題は、先日撮影致しました『大山旬様 著 【ユニクロ9割で超速おしゃれ】』での私自身が意識した事です。
ファッション雑誌とは微妙に意識を変えて撮影しました。
【1】 写真としての完成度よりも、『ファッション指南書』として解説と合っている写真素材を撮影する。
この撮影は【ファッション誌の撮影ではありません】。
あくまで解説本。したがって、写真全体を見て『雰囲気が良い』とか、『インスタ映え』を最優先に狙うべきではないと考えます。
一番重要なのが、【ファッションのポイントが伝わる写真を一枚に納める】こと。
この点に関しては至ってベーシックに、余計なことをしない様に心がけました。
【2】ベーシックの中にもカメラマンなりの【メッセージ】をスパイスとして入れる。
では、同じライトのイメージで同じようなポーズでカタログのように撮影すればよいのかと言うと全く違います。
それだとWebショップの販売サイトと変わりませんよね。
書籍の見映えの点でも、内容が素晴らしくても単調なイメージを与えてしまいます。
全体の構成を考えたときに書籍にアクセントを加えてくれるのが【写真とデザイン】。
書籍後半の季節毎のコーディネート事例で僕なりのアクセント(メッセージ)を入れてます。
■出来るだけ季節に合わせた背景を選ぶ
書籍に使われた以下の二枚をご覧下さい。
背景はそのままで、コーディネートを入れ換えたらどうでしょう?
ダウンなのに、緑が生い茂った木々では冬の季節感が伝わりません。
このように、読者に変な違和感を与えない・解説を読むこと【理解すること】の邪魔をしない写真を心がけました。
■背景に出る【影】の出し方
白背景の撮影は、簡単そうに見えてカメラマン的には【非常に難しい】撮影になります。
・背景に人の影を出すか出さないか
・影を出すならどのように出すか
…カメラマンとしての細かすぎるこだわりですかね(笑)
以下の二枚をご覧下さい。
コートの写真は、まさしく【冬】
暖かいイメージより、寒さが伝わるように、変な影が出ないよう【日陰】にちかいイメージであまり陰影が出ない様に…
シャツコーデの写真は【夏】
快晴の太陽の光を浴びている様なイメージを出すために、壁に寄りかかって頂き、はっきり影が出るようなライトを仕込みました。
以上のように、書籍のブランディングを壊さない様に、しかし、カメラマンなりの意思は地味に出した写真素材を創りました。
そんな僕の【細かすぎるこだわり】、是非お手にとって見てください(笑)
【ユニクロ9割で超速おしゃれ】
ブランディングカメラマン
清水啓介
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